IPO抽選時に前受金が不要な証券会社が増えている理由の推測

IPOの抽選に参加をするためには、資金が必要なのが一般的なんだけど。

最近、この前受金が不要な証券会社が増えてきている気がするんだよね。

例えば、ライブスター証券、むさし証券、HS証券なんかは2017年になってから、前受金を不要にしているよね。

前は、IPOをネットから申し込む野村證券とか、電話で申し込むいちよし証券くらいしか、前受金を不要にしている証券会社はなかったんだけど。

だけど、最近、IPO申し込み時には資金がいらない証券会社がけっこう増えてきている。

今回、このページでは、その理由を推測しようと思う。

1.IPO投資家にとってメリットが大きい

IPO投資家の悩みとしては、IPO申し込みの資金不足が挙げられると思うんだよね。

IPOは案件によるけど、20万円~30万円で申し込むこめることが多い。

それで、たいてい複数の証券会社から申し込むことになるから、5社から申し込むと100万円を超えることもけっこう頻繁にあるよね。

このとき、1銘柄だけであれば、なんとか資金が足りると思う。

だけど、2銘柄、3銘柄って、IPOが集中する時期は資金が明らかに足りなくなってくる。

こんなときに、IPOの申し込み資金が不要だったら、資金不足による抽選機会の損失を防げることになるよね。

だから、IPO投資家にとって、前受金不要だとメリットが大きい。

あと、単純に資金移動をしなくて済むから、楽でいいよね。ネットバンクを利用していても、資金移動はけっこう面倒くさいから。

俺は、ゆうちょ銀行から資金移動をしているんだけど、毎回ログインしてワンタイムパスワードを入力しないとだから、複数の証券口座で資金移動するときはけっこう時間がかかる。

やはり、ユーザーにとって利便性が高い方が選ばれるっていうのを証券会社は意識しているんだと思う。

まあ、投資家にとってのデメリットを挙げると、ライバルが増えてIPOに当たりにくくなることかな。

でも、全員がIPO投資をやっているわけではないから、当たりにくくなるかどうかはよく分からないよね。

2.証券会社にとってメリットが大きい

IPO申し込みの前受金を不要にすると、実は証券会社にとってもメリットが大きいのではないかと考えている。

多くの証券会社で、利用者は、資金移動を手数料無料で行える。これは、証券会社が負担しているから。

で、IPOの抽選参加が1回あると、最低でも入出金を合わせると2回の資金移動が必要になる。

俺は、証券会社の資金移動の手数料負担額がいくらかは知らないけど、これは明らかにコストになると思うんだよね。

しかも、IPOの抽選が終わったら、また資金を引き出されてしまうわけだから、株取引などで手数料が落ちる可能性は低いわけだし。

だったら、前受金は不要にしてしまえばいいって発想になると思う。

そうすれば、資金移動は発生しないから、IPO絡みで入出金手数料がかかることはなくなるから。

しかも、今だったら、IPOの前受金が不要って宣伝にも使えるわけだしね。

まあ、証券会社にしてみたら、IPOに当選した投資家に資金があって、本当にIPOを買う気があるのか分かりにくいところだけど。

だけど、IPOに同じ時期に複数当選して資金が足りなくなることは、あまり考えられないよね。

あと、資金があっても、微妙なIPOだったら当選しても辞退することになるからね。

だから、このあたりに関しては、あまり心配する必要がないんだと思う。

そうなると、IPO申し込みの前受金を不要にする方が、証券会社にとってもメリットが大きいよね。

まとめ

IPOに抽選時に前受金を不要にする理由を、以下のように考えてみたよ。

1.IPO投資家にとってメリットが大きい。なぜなら、資金不足によって生じるIPOの抽選機会を減らさずに済むから。

2.証券会社にとってメリットが大きい。つまり、IPO絡みの資金移動が発生しなくなる。そうすれば、証券会社負担の入出金手数料を減らせる。